焼酎の甘口と辛口の違い
昭和40年代まで、お酒の甘さや辛さの基準は、水とアルコールの比重で表示されていました。
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アルコール分が少なくて糖分の多いお酒は、アルコールの比重が水より重くなります。
逆にアルコール分が多くて糖分の少ないお酒は、アルコールの比重が水より軽くなりますね。
これを基準としていたわけです。
比重の軽いお酒を辛口、比重の重いお酒を甘口としていました。
アルコール度数25%の本格焼酎のアルコールの比重は0.97と軽いので、本格焼酎は辛口のお酒に分類されてきました。
しかし、昭和50年代に入ると、同じ比重のお酒でも酸度の量で甘さや辛さが違うことがわかってきたのです。
酸度が多いと辛く、少ないと甘いので、酸度のバランスによってもお酒の甘さや辛さが比較されるようになりました。
それでアルコール度数が同等の本格焼酎にも辛口と甘口ができてきたわけです。
本格焼酎でも、さつまいもの甘い香りを持ついも焼酎やカラメルの香り豊かな黒糖焼酎は、その甘い香りが甘さにつながります。
また、アルコールそのものも甘さや辛さも関係していて、アルコール濃度の濃いお酒は甘く感じるものが多いようです。
一方で、精製しすぎた本格焼酎を飲んでしまうと、アルコール自体の持つ香りがお腹から沸き上がるように焼酎が辛く感じます。
さらに使う麹の違いでも甘さや辛さに関係します。
黒麹を使った焼酎は辛口のお酒になり、白麹を使った焼酎は、口当たりのやわらかな甘口のお酒に仕上がります。
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